その言葉に愛はあるか。

ことばの生まれるところを掘っています。掘るところ見つかりそうなアラサー。上京日記。

愛はいつもそこにある。

 

彼氏だった人のことを、

ここ数年きちんと見ていない。

のは、なぜでしょう?

 

仕事をしなきゃって頭の中がいっぱいいっぱいだったから。

目の前の恋愛になんか、かまけている場合じゃなかった。

目の前の恋愛に仕事の不安を全部押し込んでしまう人だから。

逃げてしまうから。

恋愛が楽しければ、仕事なんてもういいやとなるのが恐かった。

 

それぞれを同時に、活き活きと輝かせる力が私にはないと思ってる。

ってか、仕事も恋愛も両方手に入るなんてありえないと思いこんでる。

大体の経験談とか作り話とかそういうふうになってるから、

そう思い込んでた。

 

だから、私はコピーライターになろうと決めた時から、

目の前の彼氏に向かってちゃんと生きていない。

 

でも、私は私。両方本気で手に入れたい。

そういうひとだ。

何でも欲しい、手に入れたい。

目の前に流れてくるものは掴みたい。

回転寿司みたいにやってくるなら、そりゃなんでもつかむでしょ。

欲しいものならなおさら。

 

私はまだ食べきっていないから、流れてくる皿を見過ごしている。

勝手につくった自分ルール。

行儀はいいかもしれない。

でも、欲しいなら、おなかが減ってるなら、

テーブルに次のひとつがあってもいいじゃない。

だれかが食べてしまう。鮮度も落ちてしまう。

タイミングが大事。体が欲しがっていることが大事。

腹減ったって。

 

 

そして、私は彼氏と向き合っていない。

もう4年の間に3人と付き合った。みんな素敵な人だった。

私のことすごく大切にしてくれてた。

私が向き合えてなかった。

だって、私はここにいなくなっちゃうから、

あなたとどれだけ相性が良くても、バラバラになる。

そう私が決めていた。だからブレーキがあった。

作った。だって、私が本当に欲しいものは、

あなたじゃなくて、仕事なんだもの。

 

仕事が見えると、すっと私は彼から消えた。

私は、これをするの。と。

そして、大体がうまくいってない。うまくいったためしがない。

仕事がうまくいっていないのに、恋愛にそこまで力を注いだり

向き合っている自分が滑稽だと自分でバカにしそうだから、

出来なかった。

 

だって私も女だから、バカみたいに男の人のこと好きになる。

それを知ってる。

バカみたいに好きになったら、バカみたいにケンカもするし、

ヒステリックになる。ホントにバカみたいに簡単に仲直りして。

そういうの、もう、要らないと思ってしまった。

 

でも、そこが原点なんだよね。人と向き合う。原点。

それを最近していない。

 

学生のころ、コピーライターにならないでいいや。

と思っていた時、4年間付き合ってた人がいた。

この人がいれば、仕事は出来る仕事でいい。

ムリして、コピーなんて書かなくていい。

だって本場は東京だし。地元にはそんな仕事転がってない。

 

その時は、ケンカもするし、言いたいことも言うし、

泣く喚くわがままいうということを、していた。

思いっきりぶつかって、人と人が

縦糸と横糸のようにひとつの生地を、模様を、

織っていた。

それを私はやめてしまった。

 

 

呼吸が止まっているんだな、私。

 

 

コピーライターになると決めてから、

呼吸が止まっていた。何かを我慢しないと、

手に入らないと思っていた。

 

そんなことあるわけないのに。

 

呼吸するように、自然に人を好きになって。

呼吸するように、自然に人を受け入れて。

呼吸するように、自然に人に惹かれて。

呼吸するように、自然に人に与えて。

呼吸するように、自然に人に伝えたくて。

呼吸するように、自然に人に喜んで欲しくて。

呼吸するように、自然に人と繋がって。

 

そういうこと、忘れていた。

 

目の前の人が、幸せにいてくれて。

私も幸せで。

それを一生懸命伝えるだけでよかったんだ。

その瞬間のその人の価値をきちんと見ないといけなかったんだ。

私のあるかもわからない、

プライドの高い未来と、

目の前のあなたは比べるべきものじゃなかった。

そんな簡単なことに気づかなかった。

 

話は飛ぶけれど、

文章が書けるなら、人のために持っている能力を使って書くべきだ。

言われるまでそんなこと思ったこともなかった。

私は私のためだけに書いている。

 

あー。私は何をしていたんだろう。

両方欲しいよ。手に入れるんだ。

目の前のものをちゃんと向き合ってみて、

愛したい。

好きじゃなくて、愛をそれぞれに見つけるんだ。